決勝戦
眠いのを必死で噛み殺して起き上がってテレビへむかいましたょ(笑)
決勝戦
フランスvsイタリア
ベルリンオリンピックスタディアム
両国のスターティングイレブンは以下の通り
イタリア
ボールが結構行ったり来たりする展開でしたが,前半にポーンと入った1点ずつで何となく落ち着いた感はありましたね.
イタリア・リッピ監督なんかは明らかに延長戦を見越して交代のカードを2枠残していたし.
どっちが上かとかいう戦いではなかったように思う.
いや,試合の内容なんてどうでもいいと思うような出来事が,起きてしまったんだよね.
この大会のヒーローになるはずだったジズー(ジダン)………
イタリアのマテラッツィに後ろから抱き着かれる形で守備をされて,振りほどく時に一悶着あって,
その中で多分とんでもない暴言を吐かれたんだと思いますが,思いっっ切り頭突きをかましてしまった.
マテラッツィもさぁ,上手いこと大袈裟に倒れてさぁ.演技してた感じするんだょねぇ……(゜_゜)
でも,ジズーがマテラッツィに対して暴力行為を行ったことは事実な訳で.
時間差でジズーにレッドカードが出たんですが,これはイタリアのGKジージ(ブッフォン)が副審に猛抗議して発生したもの.
テレビのアナウンサーも,REVERSE映像が出るまでこの事にはノータッチだったし.
でも,自陣で起きたプレイな訳だから,ジージだって黙っちゃいられない.
そう,巷では主審も副審もジズーの動きに気付いていなかったっていう見解が殆どですが,私は違うと思う.
副審は,ジズーのラフプレイを見てたんじゃないでしょうか.
知っていて,見て見ぬフリをしたんじゃないんだろうか.
何故?
ジダンだから.
ジダンの,最後の試合だから.
誰だって汚したくないでしょ??
でも,だからこそジージは許せなかったんだと思う.
ジダンだからラストマッチだからって試合を裁く人間がそんな情に流されて言い訳ないって,そう思ったんじゃないかな.
何より,普段から紳士で通っているジズーがあんな事をするなんて何かよっぽどの事があったんだ.
それが何だったのか,何を言われたのか,ハッキリさせたい.
そう思ったんじゃないかな.
ちょっと美談すぎるかとお思いでしょうが,
ジズーが退場になったあと,ジージはジダンを慰めに行ってるんです.
このラフプレイを明るみにしたジージが….
この画を観て,妃紗は
『あぁ,ジージはジズーが憎くてやったんじゃない.Azzurriの為にやったんでもない.』って思えたの.
一人のフットボーラーとしてマテラッツィのしたことも,ジダンのしたこともうやむやにしてはいけないと思ったんだよ.
ジズーも,カードを出された時にはどこか覚悟していたような表情でした.
カードを出され,ピッチを出ろと指示されたとき,ほんの少しだけ主審に対して抵抗していたのが気になりますが……
この事件は,いつかはっきりとした形で示されるのでしょうか….
とにかくイタリア,優勝おめでとう!
ワールドカップを手にするという意味では,あなた達が勝者です.