準々決勝 ポルトガルvsイングランド

 クリスティアーノ・ロナウド最高!!!

速い.とにかく速い.そして走る(笑)

デコがいない分,中々中盤を真ん中から裂くことが出来なくて,苦労している印象だったけど,フィーゴマニシェと共に粘り強くボールを追っかけてました.
相手のルーニーが退場しても,結局はPK戦まで持ち込まれてしまったけど,結局は勝ったからよし(笑)

PK戦は,五分五分で運もあると言うけど,今回のPKはゴールキーパーとしての力量の差を見た気がする.
ポルトガルのリカルドは,2番手のハーグリーブス以外の3人のシュートをドンピシャで抑えてるのね.
対してイングランドのロビンソンは,1本も止めてない.
ポルトガルがミスした2本(ビアナとペティ)は,いずれも枠を外したものだったから,ロビンソンが抑えたと言うわけではなかったのだ.

神がかっている…そう思えるくらいリカルドのセービングは素晴らしかった.

それを讃えるかのように,落ち着いて5本目のキッカーを務め,右上に決めたクリスティアーノ・ロナウド.
フィーゴも,ベッカムもピッチを退いていたあの時間,確かに彼がヒーローだった.

イングランドは,前回大会と同じく,ベスト8で敗れ去ることになりました.
そして,ベッカムにとっても最後の大会でしょう.
本人が足の調子が悪いということもありましたが,絶対的な存在感だった彼が,後半7分に交代した時,代わりに入ったレノンは同じ右サイド,19才という若さ.
彼は,右サイドでしっかり自分の役割を果たして攻守共にイイ動きをしてたと思う.
世代交代の時期がやってきたのかな,と感じさせるひとコマだった.

さて,ルーニーはどの程度叩かれるか….
98年フランス大会でも,ベッカムがアルゼンチン戦で同じように一発レッドをもらってチームを数的に不利にしてしまい,PK戦までもつれ込んだ結果敗れてしまったとき
『10人のライオンと1人の愚か者』
とかいう見出しでめっっっちゃ叩かれたからねぇ…….