And the Oscer goes to ………
第78回,アカデミー賞授賞式が今年もロサンゼルスのコダックシアターで開催されました♪
ちなみに妃紗ん家はwowowと契約してるんで,毎年生放送を堪能してます☆
同時通訳を聞くのは結構疲れるんだけど,臨場感があって好きです(*'ー')ノ”
今年の主要部門のノミネーション作品&人物は……↓↓
作品賞
- 『カポーティ』
- 『クラッシュ』
- 『グッドナイト&グッドラック』
- 『ブロークバック・マウンテン』
- 『ミュンヘン』
監督賞
- アン・リー 『ブロークバック・マウンテン』
- ベネット・ミラー 『カポーティ』
- ポール・ハギス 『クラッシュ』
- ジョージ・クルーニー 『グッドナイト&グッドラック』
- スティーヴン・スピルバーグ 『ミュンヘン』
主演男優賞
- フィリップ シーモア・ホフマン 『カポーティ』
- テレンス・ハワード 『Hustle & Flow』
- ヒース・レジャー 『ブロークバック・マウンテン』
- ホアキン・フェニックス 『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
- デヴィッド・ストラザーン 『グッドナイト&グッドラック』
主演女優賞
- ジュディ・デンチ 『ミセス・ヘンダーソン・プレゼンツ』
- リース・ウィザースプーン 『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
- フェリシティ・ハフマン 『トランスアメリカ』
- シャーリーズ・セロン 『スタンドアップ』
- キーラ・ナイトレイ 『プライドと偏見』
助演男優賞
- マット・ディロン 『クラッシュ』
- ポール・ジアマッティ 『シンデレラマン』
- ジョージ・クルーニー『シリアナ』
- ジェイク・ギレンホール 『ブロークバック・マウンテン』
- ウィリアム・ハート 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
助演女優賞
- エイミー・アダムス 『Junebug』
- キャサリン・キーナー 『カポーティ』
- フランシス・マクドーマンド 『スタンドアップ』
- レイチェル・ワイズ 『ナイロビの蜂』
- ミシェル・ウィリアムス 『ブロークバック・マウンテン』
という顔ぶれ.
ぶっちゃけ,「あんた,誰??」って人がめちゃ多いノミネート内容でした(笑)
近年まれに見る,地味なオスカーレースだったと思う.
まぁ,今ハリウッドも枯渇気味だからねぇ….
ジョージ・クルーニーは『そんなことない』ってスピーチで言ってたけど(>〜<)
まだ,公開してないもしくは単館上映系の作品ばかりだから,妃紗が観た作品ってのは実は1作品もなかったです(汗)でも,前評判としては作品賞&監督賞共に『ブロークバック・マウンテン』が獲るって言うのが大方の予想だったね☆結果,『ブロークバック〜』は監督賞は獲れたけど,作品賞はダメでした.
やっぱりアメリカはゲイには冷たいんだなぁと実感.
そして,授賞式後のインタビューでアン・リー監督が素直に作品賞を受賞出来なかったことを悔しがっているのはすごく好感が持てました(^-^)過去2年間は,監督賞獲った作品がそのまま作品賞も獲ってるからね〜.*1来年また戻ってきてください.
肝心の作品賞は『クラッシュ』.
実は,『クラッシュ』は脚本賞も受賞してます.脚本賞と作品賞がマッチしたのも実は久しぶりなんですね〜.*2
「脚本賞」はオリジナル作品,「脚色賞」っていうのは原作があったり,リメイクだったりします.『ロード・オブ・ザ・リング』,『ハリポタ』,『ナルニア』…これらは全部脚色賞に分類されます.
こう考えるとさ,「今年初出のオリジナル脚本」作品が作品賞とった今年って,すごいまっとうなんじゃないかなって思うわけさ.
人種差別を描いた映画でテーマも重たいけど,こうやって映画で取り上げられていく事で改善される事をきっと関係者は願っていると思う.
人種差別と無縁の日本人である妃紗も是非,チェックしたいと思います,『クラッシュ』.
*1:76回の『ロード・オブ・ザ・リング』とピーター・ジャクソン監督,77回の『ミリオンダラー・ベイビー』とクリント・イーストウッド監督
*2:去年の脚本賞は『エターナル・サンシャイン』.『ミリオンダラー〜』は脚色賞にノミネートされるも受賞は逃してます