ジャーヘッド
まずはストーリーの説明から.
祖父も父も「ジャーヘッド」という青年スオフォード(ジェイク・ギレンホール).彼もまた迷わず海兵隊に入隊し,訓練に耐えきって見事偵察狙撃隊・STA候補に抜擢される.そんな時に,ニュースではイラクのクウェート侵攻を告げていた.戦地へと派遣されたスオフォードたち.彼らは何を考え,どんな風に過ごしていくのか….
「ジャーヘッド」ってね,“ビンのように刈り上げた頭=頭が空っぽの海兵隊員”ってことなんすよ.つまりこの映画はそんな彼らを描いた作品であってけして生臭い戦争映画じゃないわけ.戦争の悲惨さを伝えるというより,女とヤレない男の悲しさとか,砂漠での猛暑とかそんなところばっかりフィーチャーされていて,かなりポップな仕上がりです.
予告見ると,結構シリアスな映画かと勘違いしますが( ̄ー+ ̄)
好き嫌いが結構ハッキリする映画だと思うけど,戦争の在り方っていうかね,意味を全く新しい視点から描いていて,そこはかなり評価できると思う.きっとさぁ,イラクに駐在した日本の自衛隊員の方たちも同じような感じだったんじゃないかなぁ.兵士達の心の動き,行動,どれもとてもリアルでした.
あ,あとみんながみんなジャーヘッドなんで中々登場人物の見分けがつかない(笑)
ってか,ジェイミー・フォックス出てんのね.知らなかったよ.スオフォードの直属の上司役で出てます.ラストシーンで上半身裸でマシンガンを空中にぶっ放すシーンがあるんだけど,メッチャかっこいいから!!!(*´Д`)
この映画観て一番の収穫でした….ジェイミー・フォックス☆☆