リアル

　待ってましたーーーーーーーーーー！！(>▽<)
リアル，5巻☆ノドから手が出る程待ってました．

えぇ，1ヶ月前に早まって本屋に行って自信満々に店員さんに
『あのっ，リアルの最新刊って売り切れちゃったんですか？？』って聞いて，

『リアルは11月発売ですよ？？』

って冷たい目で言われたましたよ．
そして11月！！早速ゲット！！！

どんどん痛々しくなってくるんだよぉ〜．ノブが…(*_*)
なんか，明らかにヤな奴なのにどうしても憎みきれない．だって所詮人はこんなもんだと思うもの．

それにしてもこのリアルってすごい色んな人のいろんな側面から『障害』ってモノを描いてると思う．ちょっと挙げてみるね．

• • ナンパして後ろに乗っけた女を事故に遭わせて車椅子生活にさせた男
  • ナンパに乗って事故に遭ってあっというまに障害者になった女
  • 中学生の時に骨肉腫で脚を切断し，車椅子バスケに没頭する男
  • 脚を切断した幼馴染に必死に寄り添って支える女
  • 全身使い物にならなくなって夭折することが運命付けられているバスケ好きの男
  • 盗んだチャリで道路に飛び出して事故って背損し，自分はランク外の人間だと自暴自棄になる男
  • 成績優秀，スポーツ万能，バスケ部キャプテン…自慢の息子が一気に障害者になってしまった女
  • とうの昔に縁を切った息子が障害者になってしまった男

などなど…．どれもいつか自分の身に降りかかることのような気がする．

この5巻は↑で出てきたキャラクターみんな出てきて，なんかどんどん深いところにはまって行っている．誰も彼も必死に踏ん張ってる感じ．

ホント，なんでこんなに色んな人の気持ちが「リアル」に描けるんだろう．
妃紗は加害者じゃないし，被害者でもないし，障害者でもない．障害者の恋人いないし友達もいないし子供もいない．
でも，どの人の気持ちもわかって涙が出て来る．

妃紗は恵まれているんだって，そう思う．

リアル 5 (ヤングジャンプコミックス)